ズズの小学校は、絵本の読み聞かせに力を入れている。
で、朝の自習の時間に、読み聞かせをするボランティアを募集していたので、参加してみた。
色々、絵本を知っているつもりでいたけど、わぁ!って驚くほど、時代は変わって、新しい本がでていた。
で、そこで、教えてもらった「こどものとも」(福音館発行の雑誌)に、今、はまっている。
その中で、ズズとガガが気に入っているのが、これ。
お兄ちゃんと弟が、つりに行く話。
”かっぱぶち”、”ねこいけ”、”なまずいけ”、”めんたまいけ”と、どんどん家から遠くへ・・・
で、途中、お地蔵さまや、”きょじんぐさ”(電柱に葛がからまっている)や、狛犬などなど、明るいうちは通れても、日が落ちたあとは、ドキドキするような道を、お兄ちゃんと弟が、一生懸命帰ってくる。
とっても丁寧&リアルな絵で、ちょっと昭和40年代前半風の景色や服装が、懐かしい感じ。
色がとーっても綺麗で、もう、そのままの景色を見たような気分になる。
ズズとガガは、お兄ちゃんと弟に、自分達を重ねて、「さかなつりたい!」という気持ちで、ドキドキしながら、一緒に”めんたまいけ”まで行っているような感じ。
明るい時と、日が落ちたあとの、お地蔵さまや”きょじんぐさ”や狛犬やおきつねさまの目が、ちゃーんと違えて描かれているので、暗くなってきた道の、ちょっと恐いドキドキも、一緒に味わえる。
そして、家に続く道にやっと出たと思ったら・・・
っと、あとはお楽しみ!
保育園からの帰り道、ズズとガガと3人で歩いていたら・・・
道端の柱に草のつるが絡まっているのをみつけ、「きょじんぐさだ!」と大喜び。
雨のあと、水たまりをみつけて、「ねこいけだ!」「めんたまいけだ!」と、これまた楽しそう。
そのうち、「へびいけ」「むしいけ」と、勝手に水たまりに命名!!
夏のこの時期、スッっと、日常に入り込んでくる、不思議な本。
バックナンバーなんだけど。
書店で、取り寄せかなぁ・・・
はやく、絵本になるといいのに。
3歳くらいから、小学校低学年くらいの男の子に、オススメ!!
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